買い替えや閉院によって、お世話になった医療機器の処分方法に悩む方も多いと思います。処分には費用を払って廃棄するよりも、買取依頼することをおすすめします。買取の3つのメリットを紹介します。
通常の廃棄処分では、運搬における車両費・人件費・処分費といったコストがかかります。捨てるだけで何十万~という費用が、病院の負担になります。買取であれば、コストを削減できる可能性が高く、リターンも期待できます。特に、海外などに幅広く販路を持っている買取業者がおすすめです。日本では売れない型式の機器やパーツでも売れる可能性があり、高価買取が期待できます。他で断られた方も、一度複数の業者へ問い合わせしてみることをおすすめします。
「いちいち買取業者を調べるのがめんどくさい。」日々多忙な先生がそう考えるのも当然かと思います。しかし、廃棄する場合は、機器の所有者として、最終処分までの責任を負うことになります。廃棄の手順を細かく示したマニフェストを発行したり、複数業者と調整することを考えると、買取業者に依頼したほうが手間が省けます。買取の場合、連絡すれば無料査定に来てくれ、基本的に買取業者主体で話が進みます。買取が行われた場合は、廃棄の責任者も業者となり、複雑なマニフェストの発行も不要です。閉院や移転の場合、パソコンや個人情報などを含めて、一括処分してくれる買取業者もあるので、かなりの手間が省けるでしょう。
「古い型式だから、もう売れないだろう。」と、買取を選ばずに廃棄してしまう方も多いようです。しかし、廃棄ではなくて買取を選ぶことで、たとえ高値が付かなかったとしても、発展途上国の医療に貢献できる可能性があります。日本での再利用は難しくても、海外においては十分に使える機器であることも多いです。これまで自分の医院を支えてくれた機械が、海外の人々の健康に貢献してくれることは非常に嬉しいことだと思います。ただ捨ててしまうよりも、機器やパーツを再利用できた方が環境にも優しい選択になりますね。
このように、お世話になった医療機器の処分は買取依頼をしたほうがメリットがあるといえます。まずは買取業者に問い合わせ、無料査定をしてみることをおすすめします。
廃棄・買取それぞれの方法や、廃棄業者リストについてもこちらにまとめています。
取り扱い⽅を間違えると⼤事故になりかねない医療機器の解体や撤去。そこで、当サイトでは2021年3月3日調査時点で、「医療機器 買取」のキーワードで検索した、Google検索上位の21社を調査。その中から信頼できる業者の証として4つの許可・登録届(産業廃棄物収集運搬業の許可・古物商許可・医療用具専業修理業・高度管理医療機器等販売業・賃貸業許可)を持ち、海外に販売経路を持っていることで「高価買取」が期待できる、この条件に該当した優良買取業者3社をご紹介します。