得意とする画像処理技術を活かしながら、様々な医療機器を開発・提供してきた富士フイルム。内視鏡分野では、レントゲン装置で培ったレーザー制御技術を応用し、いち早くレーザー光源を取り入れた。画質へのこだわりだけでなく、操作部やスコープの細部にわたり医師の使いやすさも追求している。検査による正確な診断のサポート、検査中の患者の負担軽減につながるよう開発を続けている。
4色の高出力LEDや特殊光観察モードで炎症の診断や微小な病変の発見を支援する内視鏡システム。LED光源強度を高度に制御し、画像処理技術と組み合わせた「マルチライトテクノロジー」により、粘膜構造や炎症など、観察目的に応じた画像を生成することができる。
簡単な操作で着脱できる専用スコープ6種類も同時にリリース。そのうち3種類には、グリップからボタン・つまみ位置まで、徹底的に医師のユーザビリティを追求した操作部を採用している。
光源に2波長のレーザー光線を用いて、明るくシャープな画像提供が可能に。目的に合わせて4つの観察タイプを切り替えられる。BLI(Blue LASER Imaging)用レーザーの出力を高め、中遠景での明るさも高めた。患部表層の状態が強調され、従来よりも病変の視認性が高まる。白色光画像から色変換し、粘膜色の微妙なコントラストを強調するLCI(Linked Color Imaging)画像も生成でき、粘膜炎症の診断がしやすくなる。
LED光源強度を高度に制御し、画像処理技術と組み合わせた「マルチライトテクノロジー」を導入。目的に応じて高精彩な白色画像、LCI(Linked Color Imaging)・BLI(Blue light Imaging)画像を生成でき、微小な病変の観察をサポートする。
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